映画『インファナル・アフェア』の、日本公開20周年を記念し、“フィルム・ノワールの金字塔"であるシリーズ全3部作が、4K上映されることが決定した。それぞれ『インファナル・アフェア 4K』、『インファナル・アフェアII 無間序曲 4K』、『インファナル・アフェアIII 終極無間 4K』と題し、11月3日(金)より公開される。
先日閉幕した第48回トロント国際映画祭にて特別貢献賞を受賞した“アンディ・ラウ”と、今年ヴェネツィア映画祭で生涯功労金獅子賞を受賞した“トニー・レオン”。今もアジアのトップスターとしてその前線を走り続ける二人が<警察に潜入したマフィア>と<マフィアに潜入した警察官>を演じ、その生き様と究極の対決が世界に鮮烈な印象を残した1作目は、2003年に日本初公開された。その翌年に主人公たちの秘められた過去を描き1作目をも凌ぐ完成度でファンをうならせた2作目が、翌々年には壮絶な闘いを締めくくる最終章となる3作目が公開し、最後まで全く予測がつかないスリリングな展開と、運命に翻弄される登場人物たちのはかない魅力は、公開から20年を迎えた今もなお、衰えることを知らない。
また、マーティン・スコセッシ監督×レオナルド・ディカプリオ主演で製作され、作品賞と監督賞を含む4部門でアカデミー賞を受賞した『ディパーテッド』(06)、そして日本でも「ダブルフェイス」(12)としてドラマ化されるなど、その類いまれなオリジナル脚本の素晴らしさからわずか10年ほどの間に日米で秀逸なリメイクが続いた。まさにフィルム・ノワールの金字塔と言える傑作サスペンス・アクション3部作が20年ぶりに4Kでスクリーンに蘇る。

さらに、本日9月27日は、出演映画数は100本超え、3作目に出演するレオン・ライらとともに“香港四天王”と呼ばれるアジアのトップ俳優、アンディ・ラウの記念すべき62歳の誕生日!誕生日を祝して4K公開が発表されるとともに、海外で制作された『インファナル・アフェア』シリーズ20周年記念ポスタービジュアルが到着した。<警察に潜入したマフィア=ラウ>を演じるアンディ・ラウと、<マフィアに潜入した警察官=ヤン>を演じるトニー・レオンが、香港の街並みをバックに写し出されている。
『インファナル・アフェア 4K』(2003年日本初公開)
潜入捜査官とマフィア内通者。緊迫の対決に、まばたきもできない。

『インファナル・アフェアII 無間序曲 4K』(2004年日本初公開)
終極へ向かうドラマの、すべてのはじまり。

『インファナル・アフェアIII 終極無間 4K』(2005年日本初公開)
ラウの運命を握るのは、ヤンの記憶と軌跡。

11/3(金)より、 109シネマズプレミアム新宿、 グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国公開